更新日:2014/5/29 カテゴリー:百合 前の記事/次の記事 ※長いです。ごめんなさい。 どのくらい熱いかというと、アナと雪の女王(まだ見てない)が百合と騒がれ。 (少し前の話だけど)少年画報社から新しい百合アンソロが発売され。 百合姫からはアニメが放送され、きららからもごちうさがある。 そして今、新たな百合が発表された。 思い出のマーニー スタジオジブリが百合を作るらしい。 その話を初めて聞いたのはVIPでだった。 5月28日23時43分12秒50にあるスレッドが立った。 ジブリ新作の「思い出のマーニー」がガチ百合ってマジ? この情報に歓喜し、Youtubeで予告編を探し、公式サイトも覗いてみた。 予告編は見つからなかったが、公式サイトのあらすじを読んだ。 「この世には見えない魔法の輪がある」 一見しただけでは、ガチ百合とは思えないあらすじだった。 だが、ここで一つ大きな間違いを犯していたのだ。 スマホサイトしか見ていなかったのだ。 今日、PCを立ち上げ、思い出のマーニーをggろうとした。 すると、ちゃんと予測変換に百合が出て来たのだ。 とりあえず検索して見ると、まとめサイトが大量にヒットする。 もしかしたら何か進展があったのかもしれない。 だが、そういったニュースは余りヒットしない。 もう一度、公式サイトを訪れることにした。 あらすじを見た瞬間、驚いた。 あの入江で、わたしはあなたを待っている。 永久に――。 あなたのことが大すき。 完全に百合だった。 スタジオジブリは物凄いものを作っているのかもしれない。 企画意図など、前回も見たページを見返す。 ふたりの心に微妙な変化。 この一文が、何故か輝いているように思えた。 大きな苦しみを抱えて生きる杏奈。 悲しみを抱えた謎の少女マーニー。 百合というジャンルには、バッドエンドを迎える作品が多いと思っている。 1月からアニメを放送していた「桜Trick」。 女の子同士が特別な関係の証明としてキスを交わす、あらすじとして文章に起こすとこんなものかもしれない。 だけれども、その裏には悲しい設定がいくつかある。 まずは、廃校設定と呼ばれるものである。 主人公達が通う高校は、その代を最後の新入生として、廃校することが決まっている。 最初にキスをする場所である「空き教室」が存在するのも、そのためだ。 ただ、主人公達はそんな雰囲気を微塵も感じさせず、明るく元気に過ごしている。 それは彼女たちが女子高生だからなのかもしれない。 自分たちを最後に廃校する高校だけれども、今の高校生活にはほとんど支障がない。 新入生が入らないという問題も、自分たちの学年だけで関係を築いていればほとんど関係がない。 スクールアイドルになって学校を救えるかというと、そんなに単純な問題ではない。 彼女たちは、最後の代の生徒として普通に高校生活を送り、普通に卒業するだけなのだ。 だからこそ、そんな高校の中でも明るく過ごすことができる。女子高生だからこそなのかもしれない。 次に、婚約者の設定がある。 登場人物の一人である野田コトネは、家出して南しずくの家に居候している。 理由としては、婚約者(許嫁)の存在により、自由な時間を過ごせるのは高校までだから、と言われている。 実際、コトネには婚約者がおり、家族からは早く帰って来い、と言われている。 そんな状況だからこそ、コトネはしずくと過ごせる最後の時間を思いっきり楽しもうとしているのだ。 その上で、女の子同士の恋愛は世間一般に認められているとは言えない。 そのような点も、百合とバッドエンドの親和性を高めているのかもしれない。 キャラ崩れて来た。 |