更新日:2014/7/7 カテゴリー:百合 前の記事/次の記事 七夕ってどんな話だっけ。確か・・・ 昔、神々が毎月七日に集まり祭りをやっていた頃。 織姫と彦姫がおりました。 二人は百合ップル(百合カップルの意)でしたが、他の神々はそれを許しませんでした。 ある年の七月の梅雨祭の日のこと。 彦姫は無理心中を図り織姫を殺害しました。 それを見つけた神々は激怒し、彦姫に罰を与えました。 それは、「男性として暮らさせる」というもの。 彦姫は彦星と名を変え、男として暮らし、年に一回七月七日だけ織姫の墓参りを許されました。 これが七夕です。 たぶんこんな話だったと思う。 さてさて、現代の百合作品を見ても、百合は一般的に理解されないものとして描かれることが多い。 いじめ、差別の対象となるため隠し通すか、偏見の目を恐れずに告白するか、どちらかの流れになる。 百合作品は重い内容では前者、それほど重くないものは後者の割合が多いと考えているが、現実ではどうだろう。 京都の寺が同姓婚を始めたり、ディズニーでできたりと「会場はある」。 ただ、法的にも世間的にも受け入れられるかどうかは別だ。 戦前の「エス文化」と呼ばれる文化を見てもわかる通り、世間に受け入れられず、心中という結末を迎える事も多い。 その儚さが、私たちに美しい百合の花を見せてくれているのかもしれない。 |