更新日:2015/4/15 カテゴリー:お題 前の記事/次の記事 バトンを頂くのは初めてなので緊張しますね。何事も初めてのことは緊張するよね。この間処女奪われたけどすごい緊張したもん。 まあそれはそれとして。四つ葉のクローバーと言えば「幸運」の象徴、っていうのはよく聞くけど、探そうとするとなかなか見つからない。 なかなか見つからないから幸運の象徴になっているんだろうけど、逆に見つけてしまうと幸運が逃げていきそうで、探すのが少し恐くなってくる。 やっぱり、何かする時には「幸運」っていうのは大きな味方だから。逃したくなくて、最近は気にしないようにしてる。 今は、とにかく幸運が欲しいから。 恋の道のりにも、やっぱり必要だよね。 鞄の中に忍ばせた彼女へのラブレターを確かめて、教室に入る。彼女が見たいのに眩しくて、見ていられない。その日の授業には、全く身が入らなかった。 放課後、やっとの思いで彼女を呼び止めて、大切な手紙を渡した。緊張感は最高潮で、胸の鼓動が大きくなるのを感じた。 期待するような、逃げ出したいような、そんな微妙な時間が過ぎていく。 長い沈黙のあと、彼女が口を開いた。その日は、彼女の家に泊まることになった。 翌朝。起きると彼女が隣にいることに気が付いた。泊まったわけだから、当たり前かも知れないけれど、その事が嬉しくて。 夢が叶った嬉しさを込めて、初めてのキスをしてみる。ただ頬に唇を付ける、それだけの事に、心が温まる感じがあって。 彼女が起きていた事、そして散々からかわれた事は誤算だったけれど。 書いた後のラブレターって読みたくないでしょ?そう笑う彼女を追いかけながら、幸せな日々を踏み出した。 次の日曜日は、久しぶりに四つ葉のクローバーを探してみようかな。彼女と一緒に。 ということで、百合小説っぽい何かでした。やっぱり女子校と百合の親和性は抜群ですね。 バトンはこぶたのやぼうのこぶたさんにお願いします。テーマは「キス」。英語ペラペラなお姉さん、キスについて語ってください! |