更新日:2014/7/18 カテゴリー:アニメのこと 前の記事/次の記事 一話ではゼリーだのサイダーだのことごとく失敗して女子高生に泣きつく悲しい公務員の姿が見れる悲しいアニメになっているけれど、田舎の観光資源について面白いことを書いてある本を紹介してみようかと思う。 「(前略)ただ、田舎っていうのは日本中にあるから、観光という側面では、田舎同士過当競争になっている」 「(前略)ほとんどの観光地は美しい自然を売り物にしています。自然といえば聞こえがいいですけど、美しいところは限られていて、実際は単に未開発なだけの自然、つまり、田舎であるってだけのことです。(中略)結局、昔から有名な老舗の田舎に観光客が集中し、ただの無名の田舎には集客力がありません」 (D列車でいこう 阿川大樹) この場面は「無名の田舎」に客を集める方法を模索しているところ。 結局、「豊かな自然」をアピールしても、既に同じことをしている田舎は沢山あるわけだから、客は来ない。 最近流行(もう終わったけど)のゆるキャラも同じ。 くまモンとか流行の最初期のものは注目されたけれど量産されたら終わり。 ろこどるの話に戻すと、「特産物」を作ってアピールしても、既に量産されているから意味はない。 だからこそ、ろこどるが成功するためにはそれまでに「ヒットしたろこどるがいない」中でヒットしなければいけないのかなと。 まあ、そんなどうでもいいことは置いておいて、今後が楽しみなアニメ。 |